出張講義@津門小学校
2010年12月20日
西宮市の公立小学校である津門小学校の先生から依頼を受け、
Fair Tradeについての出張講義をしてきました!
6年生の総合の時間を使わせてもらいました♪
6年生は全部で120名、計4クラスを対象に1時間ずつ計4回の授業を実施!
その授業の流れを軽くご紹介します★
①導入クイズ
まず100円のバナナと300円のバナナ
二つのバナナを生徒さんの前に差し出し、
自分ならどっちを買うか聞きます♪
すると、ほとんどの子が「100円の方!」と答えてくれました。
そこで、重さも味も一緒のこのバナナ、
なぜ値段が違うのか??
というクイズを出します。
班で5分程度話し合ってもらいました。
「育て方が違う」や「賞味期限が長い」
など色んな答えが飛び交いましたが
実はこのクイズの答えこそがフェアトレードなのです。
②紙芝居
先ほどの100円と300円のバナナの値段の違いを
Fair Tradeを軸にして
紙芝居を使って説明します。
途上国の農民の人たちがどんな状況にあるのか、
バナナがどういう風な道筋や方法で日本まで来ているのか、
フェアトレードは募金や援助のようなボランティアじゃなくて
正しい値段で買うことなんだ、
という点に重点をおきながら
Fair Tradeについて演劇風に説明しました♪
ちなみに紙芝居は、スタッフの必死の努力の甲斐があり
生徒さん達が一番真剣な顔で過ごしてくれた時間でした!^^
③まとめ
先ほどの紙芝居の感想を聞きつつ・・・
じゃあフェアトレードを広めるためにどうしたらいいだろう?
というテーマで班ごとに5分程度話し合いをしました。
ここでは私たち大学生には思いつかないような
アイディアがたくさん出てきました!
・嵐やAKBにFair Tradeのテーマソングを歌ってもらう
・首相に手紙を書く
・フェアトレードの博物館を作る
・スーパーに置いてあるFair Trade商品の値段を紙で隠し、
値段を見ようとその紙をめくるとFair Tradeの説明が書いてある工夫をする
などなど盛りだくさん!
最後はアンケートをとり、
小さな子どもたちへ蒔いた種が将来大きく実ることを祈りつつ
津門小学校とさよならしました!
ちなみに♪
アンケートには・・・
「これからはお買い物のときフェアトレードの商品を買うように
お母さんたちに言ってみようかなと思った。」
「紙芝居では生産者の人たちがすごく損をして苦しんでるのがよくわかりました。
フェアトレードの事を知らなかったので分かりやすく知れてよかったです。」
などうれしい言葉もたくさんありました。